苦手科目の攻略法。のお話。
2023/09/16
はい。中田です。
9月も半ばに差し掛かり、西大宮周辺の中学校でも体育祭が盛んにおこなわれている時期のようです。前回も話した通りスポーツの秋というのもありますが、身体を動かすのは健康管理の面でも心の管理の面でも非常に良いことですから、子どもの頃からなるべく習慣化していけるといいですね。
さて。前回は勉強をする科目の優先順位について話をしましたが、今回はその続きの話をしようと思います。ではいってみましょう。
【苦手科目から勉強する!まず最初にやるべきこととは】
「ようし。中田先生も言っていたし、今日は苦手な科目から宿題をやっていくぞ!」
と言っていきなり問題に取り組むのは、小中学生としてはやりがちですし、一見するとやる気があるように見えるので先生としても「頑張れ」と背中を押してあげたくなるのですが、残念ながら勉強法としてはけっこう致命的に間違いです。
だって考えてもみてください。
学校から出された苦手な科目の宿題を、「よしやるぞ」でいきなり解けて全部終わらせられるとしたら、それって多分『苦手』じゃないですよね?
分からない。解けない。出来ないから本人が『苦手』だと意識しているわけですから、たとえ学校の授業を当日に聞いていたとしてもそれだけで出来てしまうのならばそれはもう苦手ではないです。というのも普通の小中学生の場合、苦手科目の問題に向き合った時には完全に手が止まって動かなくなることがほとんどですから。
解きたい、解かないととは思っているのに、どうと居たらいいか分からない、どこから手を付けたらいいか分からないし、何ならどこに着眼して取り掛かればいいかもわからない。それが本当の苦手科目です。
ですから、苦手科目を勉強する時やその宿題をする時にはいきなり問題を解くことから始めてはいけない………のですが、案外失念していることが多かったりします。
これに対しては、今までも言ってきたようにまずは分からないことを分かるようにすることが大事なので、やはり教科書読みとノートまとめが有効です。特に、ただ教科書を読むだけではなく「ちゃんと手を動かしてノートをまとめる」ことはしましょう。
成績が良いタイプや、これから伸びていく生徒は、必ず手を動かします。例えば数学を例に出しますが、文章に線を引いたり実際に数を当てはめてみたり、情報を整理したり計算を始めてみたりとメモをとりながら問題を解くことは非常に多く、そうして過去にやったこと思い出しながら目の前の問題と向かい合うのが一般的です。ですから普段の勉強から手を動かしておくことはとても重要で、逆に数学が苦手なタイプや、これから先伸び悩んでしまう生徒は、頭の中でだけ考えるため手を動かさず、「うーん」と考え込んでしまう場合が非常に多いのですね。
苦手科目で手が止まるというのはこれの表れです。ですから、まずは教科書読み。それからノートまとめが大切なのですね。今日から早速やってみてはいかがでしょうか。
具体的にノートまとめってどうすればいいの?や、それでも手が止まってしまうんだけどどうすればいいの?といったお悩みや質問などをお持ちの方は、気兼ねなく慧文塾にご連絡ください。その子のタイプに合わせてアドバイスしていきます。
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