目標の立て方を考えて見る
2023/09/07
はい。慧文塾の中田です。
二学期も始まり9月になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。学校の授業も始まり、イベントの日程も明らかになって、途端にやるべきことが増えてびっくり!という人も早くも居たりするのではないでしょうか。それともまだまだ今の段階では余裕があったりするのでしょうか。
では,早速今のうちに始めちゃいましょうかね。
……何を。ですって?
そりゃもちろん「目標作り」ですよ。
忙しくなってからだと結局は目の前に積まれていく「やらなければいけないこと」を優先的にやっていかなくてはならなくなりますから、やはり目標というのは忙しくなるよりも前。余裕のある時期に考えて、そのために何をすべきかを考えて行動することがやはり大事ですよね。そこで、今回は目標の立て方について語っていきたいと思います。
【二人の目標】
1つ、例として話を挙げましょう。
昔々ある所に一人の少年Aがいました。
お金持ちになりたかった少年Aは、ある日「目標」を立てました。
「僕は将来10億円の財産を持つ」
それから少年Aは毎日汗を流して頑張りました。朝に働き,昼に働き,寝る間も夜中も惜しんで働きました。最初は10円から始めた貯金も、やがて時間が経つにつれて千円,1万円,十万円,百万円,一千万円,1億円と大きくなっていきました。
そしてついに,ある日貯金は10億円に達したのです。
目標を達成した、というわけですね。
ところが、そうして中年になった中年A君はそれ以降は人が変わったように働かなくなり、彼本来のスタイルであるまったりとゆっくりとした生活を好むようになりました。めでたしめでたし。
……いったい何の話だ。と思われるかもしれませんが、これはなかなか考えさせられる話だったりします。
中年A君は、若くして「自分の目標を達成した」スゴイ人です。それは間違いありません。しかし、ちょっと別の角度から考えると、彼は「10億1円を貯めることができなかった人」であるとも言えます。これはなぜなのかというと
彼の目標が10億円だったから。と言えるのではないでしょうか。
10億円貯めた中年Aが「次の目標」(例えば20億円の貯金)を立てたのならば、彼はきっといつかは20億円という目標を達成したかもしれません。でも、彼は「次の目標」を立てなかったため10億1円は達成できなかったのです。
どんな人でも「自分が目標とする人以上の人にはなれない」のです。
ですから、勉強においても「目標」を設定することは大事ですし、それが永久に達成できないような難しすぎるものであってはいけません。逆に、頑張ればすぐに達成できる目標を設定したのだとしたら、次の目標を設定しなおして今度はその目標に向かって行動していくことが大事になります。
「高校合格」だけを目標と決めて、頑張って入試で受かって入学できた学生が、その後の「目標」を持てずに高校生活の中でダメになっていった例をなんて数え挙げればキリがないくらいあるものでして。まあだいたい燃え尽き症候群と蚊帳バレていたりするわけでして。
夏休み、慧文塾の子たちは頑張りましたよね。当塾に通っていない子も、夏休みの宿題や復習など、短期的な目標を立ててそれを達成してきたと思います。
だから、今こそ、次の目標を立てましょう。
二学期が始まります。
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