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9月になりましたね

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2023/09/02

はい。中田です。

西大宮周辺の小中学校では早くも8月の最後には夏休みが終わり、すでに2学期が始まっています。講習会が終わった慧文塾もいよいよ2学期のスタートですね。相変わらず暑いですがそれでも一番暑さがひどかった頃よりは幾分マシに感じますし、こういう時期こそ心機一転というか、新しい気持ちでやっていきたいところです。

 

さて。今回はそんな『2学期の勉強』についてのお話です。

昔から「中だるみ」という言葉があるように、1年をひとつの区切りとして捉えた場合この2学期が1番中だるみしやすい時期かと思われます。特に中学生の場合、学校行事の多くがこの2学期にあることもあってどうしても勉強がおろそかになりがちというのも影響していると思います。……個人的にはそうした学校行事の整備や時間の作り方などは今後の学校の教育現場における1番の課題になっていくんじゃないかと思っていたりするわけですが、ある意味では今が最も難しい時期(時代?)でもあるでしょうし、現状においては個人で自分の生活を管理していくことは不可欠でしょう。

そこで今回は、2学期の勉強について中学生の3学年分を私の目線で気になるところを語ってみる企画です。ではいきましょう。

 

中学1年生

まずは英語が難しくなります。今までと違って文法がごっそりと出てくるので、単語も含めて覚えることが多くなります。特に現在進行が出てくるあたりから忙しくなると思われるので、単語の勉強は毎日欠かさず行い、学校で指定される範囲よりちょっと先に進める意識をもって早めに進めておいた方がよさそうです。

次に数学です。数学は方程式に入ります。2学期の後半には比例・反比例も出てきますから、今期は最初から最後まで楽な範囲はないということですね。これがなかなかに口で言う以上に厄介でして、要するに『学校で教わる範囲をほぼ等速で理解していかないといけない』ということなんです。わからないからじっくりと時間をかけて、とかしているといつのまにか学校の勉強についていけなくなる。だからといって遅れないように「わかったつもり」で先へ進めてしまうと、今度は2年生になって大問題が発生します。しかも2年生になるまで自分の問題に気付けていなくてさらに対処が遅れて……という恐怖の事態もよくあります。分からないをそのままにせず、出来るならその日のうちに最低限分かるようにして明日を迎える、というのが理想的ですね。週をまたぐのは本人が想像しているよりもずっと危険ですよ?

 

中学2年生

英語は大事です。でも意外にもそれが最優先ではありません。もしこの2学期で英語に問題や不安を感じるなら、それは今までの1年生と2年生の1学期の勉強に問題があります。単元としての難易度やカロリーはよっぽど1年生の英語の方がきついくらいです。とはいえ、実際今までの勉強を疎かにしていたせいで英語の成績ががくっと下がる生徒が多いのも2学期の特徴ではあるのですが。逆に言えばここで英語が下がるのは、夏休み中にそれまでの復習をちゃんとやり切れなかった子……つまり、『負債』を抱えている子です。早急に対処が必要でしょう。

また、数学は負債とかどうとか関係なく新しく習う範囲がハードです。関数から始まって図形・図形の証明までやりますからね。2年生は(過去の英語に問題がないなら)総勉強時間の4割を数学に費やしていいくらいに私は思います。もちろん過去の英語に問題があるなら、英語と数学で7割の時間が欲しいです。ここでつまづく原因も広く、古くからだと小4くらいの学習から問題を抱えている子のいますから、ちゃんとした検査をしないと勉強時間の割には結果が出ないというのもよくある注意点ですね。

そして、地味に強敵になるのが社会です。日本地理はこの2学期に全ての範囲が集約させられているので「受験に対しての意識が低い2年生」はいかに定期テストを潜り抜けるかばかりに注力する傾向が強く、また英語と数学のカロリーが非常に高いので後回しになりやすいです。理科で後半の頃には電気・磁力が出てきますし、事前に教科書を見て「苦手そうだな……」と感じる人は早めに勉強の習慣を確立しておいた方がいいでしょう。個人的には、中学2年生が1番勉強の内容理解と習熟は大変です。

 

中学3年生

受験に向けての勉強になるのでどの科目もどの単元も大変ではあるのですが、個人的視点だと数学と理科ですね。二次関数と図形・相似、円周定理、三平方の定理と、受験において点数を伸ばすには必須な内容がわさわさ出てきますから。理科も物理で運動とエネルギーになるので習熟に時間がかかるのが特徴です。点数に直結するから頑張りたいところです。

が。その前に。英語は大丈夫でしょうか?ここで英語に問題や不安を感じているのだとしたら2年生の時以上に事態は深刻です。シラバスとかカリキュラムとかより優先して英語の課題に取り組まないといけません。現在進行している学校の進度よりも最優先で、できないところやわからないところを振り返っての復習に注力して間違いなしです。

あと3年生の2学期において1番大事なのは「生活をちゃんとすること」です。生活リズムが乱れていると勉強の効率が明らかに落ちますし、そのうえ体調を崩したりしたらさらに勉強の時間そのものが減りますので。ちゃんと心と体を健康に、というのが軸になります。

 

 

今回は以上です。参考にしていただけると嬉しいですね。慧文塾はみなさまからの相談なども受け付けております。興味があったり詳しく聞きたいという方がいらっしゃいましたら気軽のご相談いただけると嬉しいです。電話やメールでの相談も受け付けていますから、興味があるという方は是非ご連絡ください。

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