運動と勉強についてのお話。
2023/03/22
はい。中田です。
最近、大分気温が上がってきて、日中などは汗ばむくらいの陽気の日もあるようになってきましたね。まさしく春到来、という雰囲気ですが、経験的にはそうして油断しているといきなり冷え込んだりする日がやってきたりして、慌てることも多かったような……油断しないように気を付けていきたいところですね。ともあれ、こういう季節は散歩が楽しいです。
非常に私的な話になってしまいますが、実は私の叔父は50歳くらいの時に心臓を患い倒れたことがありまして。その時はどうにか一命は取り留めたのですがどうもその際に医者に散歩を強く勧められたらしく、今でも一日に10km程の散歩を毎日欠かさずしています。そのため会うたびに「歩け、歩け」と親戚に言ってくる人になりました。私も別に触発されたわけではないのですが身体にイイならということで毎日5kmくらいは歩くようにしています。
さて。歩く速さは脳の働きと関係が深いという話はご存じですか?
近年、脳の研究が進むにつれてわかってきたことだそうで、おいおいホントかよと思ったので私もちょっと調べてみたのですが、たしかに歩くという行為、というか運動というもの自体が脳が刺激されることで認知機能の強化に繋がり、集中力の向上や勉強の効率の向上という点で良い影響があるようです。また本題と外れてしまいますが認知機能が鍛えられるということで認知症の予防にも期待できるそうですね。私は専門家ではないので真偽については不明ですしそもそも又聞きになってしまいますが、わりと複数の筋でそう言っていることですからきっと確かなことなのでしょう。曰く、
作業記憶の強化……頭の回転が速くなり、仕事の効率アップにつながる
脳機能の増強……集中力、判断力、創造力などほとんどの脳機能がアップする
モチベーション上昇……ドーパミンが分泌されやる気が起きる
ストレスの発散……ストレスホルモンが低下する
感情や気分の安定……セロトニンが活性化して、イライラや怒り、衝動性が改善される
メンタル疾患の予防……うつ病の治療でも運動が取り入れられることがある
という効果があるそうですよ。
これは覚えている人がいるかどうかという話ですが、一昔前に流行ってドラマ化なんかもした東大入試を題材にした某漫画の中でも、ウォーキングをしつつ英単語を口ずさんで覚えるとか体操をしながら英文を覚えるなどのやり方を紹介していたような……。実際に研究が進んで、効果が実証されてきたのは最近ですが、先人の先生らは自分の体験・経験を通じてなんとなくそのことに気づいていたのかもしれませんね。
さて。最近はそういう制限もほとんどなくなりましたが、2・3年前はコロナの影響で外出を控えなければいけない時期がけっこうありましたね。あの時期、塾の先生たちの間ではかなり噂になっていたことが2つありました。一つ目には、メンタルを崩す生徒の数が例年と比べて異様に多かったということ。それから二つ目には、集中力が続かず考えることが苦手な生徒が急増したこと。……もちろん因果関係はあるのかすら不明ですし正確なデータもないですし、そもそも先に言ったように私は専門家ではないので信憑性は不明ですが、私の知り合いの塾の先生たちの間ではけっこう噂になっていたんですよね。
うむ。わからん。
わからないですけど、少なくともプラスになることを推論から考えるのであれば
運動しよう。ということでいいんじゃないでしょうかね。
春休みなど長期休暇に入ると学校がありませんから生活リズムも変わりがちです。そうなるとなかなか自分の意志で「よし、運動しようか」ともならないかとは思いますが、散歩程度でも身体を動かすことを心掛けてみるのはどうでしょうか。
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