質問に答えてみる　その５

はい。中田です。

雪ですよ、雪。これを書いている現在、埼玉は雪が降っています。去年の夏にエルニーニョ現象が発生して、実際はそれほど冷夏にもならなかったのですがそれでも「次の冬は3月ぐらいに雪が降りそうだなあ」と周囲に漏らしていたのですが、なんだかんだ予想が当たっていたようでちょっと嬉しいですね。（もしかしたらブログで話していたことがあるかもしれませんが、いつ言ったかは覚えていません）

さて。今回は久しぶりに生徒からの質問です。では早速いってみましょう。

 

質問、中学生のうちに取っておくといい資格ってありますか？

 

…………えっと……

取れるものは何でも取っとけばいいんじゃね？

とか言うと身も蓋もないのですが、何事もやっておいて損なことってないと思いますよ？

むしろ利得だけを考えて効率厨なことばかりしている方がよっぽど人生においては損失が多いな、と私などは思うわけでして……くどくど。

 

おっと。いけないいけない。その話はまた今度にしましょう。

今回は「取っておくといい資格」。つまり、将来何かしらで役立つ資格ということですよね。分かりました。

じゃあ優先的にオススメな資格をいくつか挙げてみるとしましょう。

 

・実用英語技能検定（英検）

・日本漢字能力検定（漢検）

・家庭料理技能検定

・歴史能力検定

・地図力検定試験

 

こいつらでしょうかね。受験で有利だとかだけではなく総合的に「役立つ」ものをチョイスしました。受験で有利となると後は数検が入ってきたり、能力的にこれからの時代のためということではパソコン検定とかもあったりするのですが、それを言ったらアマチュア無線技士４級だとか危険物取扱者乙種４類だとか面白いのも入ってきますから、あえて今回は抜いてあります。

それじゃあ一つずつ見ていきましょうか。

 

【英検】

「大学入試で、学校によっては最低点保証が得られることがある」これだけで最優先に習得を目指していいレベルの恩恵だと思いますよ？仮に最低点保証のない学校を受験する人でも、大学時代も含めて今後英語は避けられないものですからアドバンテージを稼ぐ意味でも取っておいて損はないかと。

 

【漢検】

最近、パソコンとスマホの普及に伴って、漢字が読めない人や書けない人が増えているらしいですよ？考えたくはないですが、ある意味ではそれが今後拡大するのだとしたら、あえて漢字をしっかり学んでおくことはプラスになるかもしれませんね。そうでなくとも日本に生きている以上は漢字もまた避けられないわけですし、やっておけば受験も見据えられて一石二鳥ということで。

 

【家庭料理技能検定】

料理は科学だ。そして、誰にでも使える魔法だ。

魔法を使えて損なことなどあるはずがない。そのための基礎知識もまたあって困ることはない。

 

【歴史能力検定】

大学入試で文系に進学する場合、どの科目を勉強したらいいかの相談をよく受けます。詳細は割愛しますが、個人的には私は地理推しです。しかし、それ以上に出来る科目や好きな科目があるのならもちろんそちらを優先すべきですよね？その際に「自分が歴史能力検定を持ってる」となれば選択肢の一つに出来るわけですし、なにより自信になります。中学生のうちに挑んでおく価値はあるでしょう。

 

【地図力検定試験】

大学入試で文系に進学する場合、どの科目を勉強したらいいかの相談をよく受けます。詳細は割愛しますが、個人的には私は地理推しです（２回目）。地図力検定試験取ってたら有利なのは言わずもがなですね。まあ、私としては地図力検定試験を受ける前に桃太郎電鉄から地理の世界に入るのがオススメなんで、小学生のうちに地理に興味を持った人は中学で挑んでみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

今回は以上です。これからもこうして皆様からの疑問に答えていきたいと思いますが、もし、勉強法や受験のことで個別にでも質問や疑問がありましたら、メールフォームの方から質問していただければ幸いです。