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社会という科目について。のお話。

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社会という科目について。のお話。

社会という科目について。のお話。

2023/11/04

はい。中田です。

11月になりました。気温もめっきり低くなりまして、もう夜はYシャツだけだと寒いくらいですね。スーツ出しました。この「寒くなってきた」というのがさらに深まり、コートを着るのがあたりまえな時期になる頃にいよいよ受験が始まります。中学三年生はここからが追い込みですね。また、他の学年の子にとってはこの時期が1番中だるみしやすい時期になります。『普段通りに』を心掛けて生活のリズムを崩さないよう気を付けていくことが大事ですね。

さて。今回は社会と理科についての話をします。というのも、この11月という時期は小中学生の学習において全ての科目をバランスよく伸ばすことが必要な時期でして、もちろん優先的に苦手の克服はしなければならないのですが、それ以上に『普段通りに』英語と数学と国語にしっかり取り組むからこそ理科と社会が疎かにならないようにする勉強が必要な時期だったりします。難しいですね。

というわけで、今回はまず社会から語ってみようかというお話なわけです。

では早速いってみましょう。

 

【社会科という科目の難しさ】

 

覚えるのが得意!という人はそうは感じないかもしれませんが、実際のところ社会科はかなり難しい科目だと個人的には考えています。というのも、内容が多岐にわたる上にそれぞれの繋がりが小中学生には(実際には大学生でも)理解しづらく、パーフェクトに理解するのが困難な科目だからです。そのため、昔から社会科は「理解するのムズいから無理に理解しようとすんな。問題だけ解けりゃあいい」の精神でやってきたところがあります。そして、それが辿り着いた先が暗記という勉強法でした。

 

ところがですね。近年の受験では出題に記述問題が圧倒的に増えたことで暗記だけではダメなことが多いんですよ。

現在、公立高校の入試問題では記述の比率がおよそ70%を超えることが一般的です。それはつまり20年前と比べてシンプルに入試の難化を意味しますが、それだけではなく関連性や関係性について理解した上で解答をすることが求められるようになってきているということでして。今までと同じように用語だけを覚えて解答をすることが難しくなっています。

もっと簡単に言うと、社会という科目はこの20年で考えさせられるタイプの問題が増え、それを考えるための材料として覚えなければいけないことがむしろ増えているという、格段に深さの面で難しくなっている科目ということです。

社会科が得意な子の中には一定数「社会は暗記科目だから得意」という子がいますが、学校のテストはそれでよくても受験においてそれだけではダメなのです。……もちろん『必要なことを覚えていないことには始まらない』科目であるのも確かですが。

ですから、それを踏まえると社会科は定期テスト前に集中的にやれば点数が取れるという考えは全く当てはまらないということになります。

事実、塾の先生をしていると気づくのですが、その社会科の勉強の仕方をしていると、中1や中2の内容をほとんど忘れているうえに社会科の「流れ」とか関連性とか因果性とかが全く頭に入ってなくてすべて勉強しなおし、ということがかなりの確率で起きるんです。しかもこのパターンでは本人がテスト勉強は頑張って定期テストの点がそれなりに高かったりするケースも多く、いきなり受験用の模試や過去問で問題が表面化することになるため、最悪手遅れになるケースすらもあるのです。

では、そんな社会科という科目はどう勉強すればいいのでしょう。

 

 

【社会科は考える科目】

 

社会科は暗記するのではなくつながりを理解することこそが重要な科目です。

もちろん覚えなくてはいけないことは多いですが、考えることをせずに暗記だけをしていると「なぜなのか」という関連性なく覚えることになるため、覚える効率も非常に悪くなります。結果的にやってもやってもなんだかよくわからない、気が付いたら前のことを忘れている、頑張ったわりには点数が伸びない・ミスが多い。ということが頻発します。

ではどうやってつながりの理解をするのかというと。まず何よりも教科書を読むこと。それから興味を持つこと。気になったことを本当に何でもいいから、くだらないことでもいいから調べたり質問したりすることです。とくにこの調べることと質問することは大事ですね。あとは、自分の社会科の学習ノートを作ることですね。

具体的な勉強の仕方、ノートの作り方に興味がありましたら慧文塾の校舎に来ていただければご相談に乗ります。相談は無料で行ってますし、何より社会科に興味を持ってほしいというのが本音なので、ご活用していただければと思います。
 

 

 

 

 

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