受験生用。そろそろ過去問の季節ですよ。
2023/10/07
はい。慧文塾の中田です。
西大宮近郊の中学校では来週には定期テスト期間に入ります。もちろん慧文塾でも定期テスト対策を実施中ですが、受験生としては10月に入ったとなると定期テストばかり見ているわけにもいかないわけでして。いよいよここから入試に向けての動きを強めていかなければなりません。特に、過去問や類例の問題に取り組まねばならない時期になります。そこで、で今日は過去問についてのお話をしようと思います。
よくある質問に、過去問はいつから始めればいいの?というのがありますが、個人的には3年生の5月に始めるのが一番いいと思っています。
……少なくとも高校生には間違いなく私はそう言います。そしておそらく中学生もその原則は同じだと思っています。というのも、過去問というものは出題の傾向とパターン、難易度とか出題者の罠の張り方、地の文の特徴などを掴んで体で覚えるのが目的にあるもので、いわゆる「テストというと学校の定期テスト」みたいな妙な慣れや思い込みをほぐす&受験型の出題に対応できるよう慣れておくためのものだと思うんですよ。だから、ある程度の範囲まで学習を進められているのならそれでよくて。わざわざ全部の範囲のことを学習し終えてからでないと始めちゃいけないなんてものではないと思うんですよね。
ではその「ある程度」ってどのくらいかというと、だいたい6割ほどかなと。つまりは3年生の5月くらいの進度は必要かな、と。高校生なら3月とか2月でもいい気がしますが、中学生はそのくらいではないでしょうか。数学や英語はなかなかキビシくて4割程度しかできてない、頭に入ってないことかと思いますが、理科社会国語はもうちょっと頑張れるんじゃないかと。
というチャレンジを5月にしたいです。
とはいえ、この時点ではあくまでもチャレンジですし点数や結果はこの場合どうでもよくて、要するに「あと数か月後にはこれが出来るようにならないといけないんだ」と自覚してもらうことが大事なんですよね。
なので、基本的にそこから数か月は過去問には触れません。夏休みなら触れてもいいですが、勉強のメインには絶対にしません。それよりも先にやるべきことがたくさんありますから。
……じゃあいつ過去問をやるのかというと。まあ私はだいたい11月くらいを目途と考えます。早い子なら10月とかかもしれません。そこから公立と私立の過去問を毎週繰り返して、およそ6年分を2周回したいですね。私立とかだと3年分しかなかったりもしますが、これだけでも18週間近くかかる計算です。受験においてはこの2周回しがどれだけ円滑にできるかが大事になってくるので、受験の日程から逆算して過去問を始める時期を考えるのがいいと考えます。だから、慧文塾でも過去問を始めるのは遅くても11月中。類例問題を集めた模試的な問題集は9月や10月から挑んでもらいます。
過去問をお悩みの方はそろそろなのだと、参考にしていただけると幸いですね。
また、もしわからないことや聞いてみたいことがありましたらどうぞ気軽にご連絡ください。
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