【文系と理系】 理系についてのお話。
2023/04/01
はい。中田です。
慧文塾もいよいよ春期講習が始まりました。それに伴ってブログの更新ペースもこの1週間はやや不規則になるかと思いますが、今回も言いたいことを言ってみようかなと思います。
というわけで、今回のお話は「理系」についてです。では早速いってみましょう。
【理系と文系】
という分類が一応この国にはあるのですが。そして最近は理系偏重の波が来ているのですが。そして正直それが小中学生の国語力低下の要因になってやしないか懸念している私ですが。
そんなことを言いつつ私は小中学生の頃は将来理系に進むもんだと信じて疑わない子でした。
そりゃもう完全な算数理科大好きっ子で、当然そっち系の科目と内容ばかり勉強しているからクラスでは誰よりも計算が早く、科学実験が大好きでした。伝記で読んだエジソンに憧れて、「やっぱり天才となると電車1両を実験で丸ごと燃やすぐらいしないとイカンのか……」と、ちょっと(かなり?)ズレたことを考えていたのを覚えています。アブねぇ奴だ。
また、当時は現代よりも『科学者』がやたら身近にたくさんいたんですよ。
そんな嘘だろって?いや、居ましたよ?
DrライトとDrワイリー、土屋博士と大神博士とPfボルゾイ、Drゲロ、兜十蔵博士とDrヘル、南原博士、葉月博士、もっと古いところだと天馬博士とお茶の水博士とギルモア博士ですか。最近でも有名な人だとオーキド博士、阿笠博士が居ますね。
他にも90年代から2000年代にはそういう得体のしれない博士がちょくちょくインパクトある登場をしていたのですよ。主に漫画とアニメの中にですが。
そんな私の将来の夢はもちろん科学者でした。何を間違えたか一時期錬金術師を目指した時期もあった
が、その後にふとしたことから社会科の面白さを知る機会がありまして。その結果、社会科にやたら傾倒するようになりました。そして高校生の時に『ひょっとして社会科ってのは現在に起きている全ての事象をデータとして捉えた上で、それを基にすることができれば未来予測に繋げることもできるかもしれない可能性がある科目なんじゃないか?』と考え至りまして。
巨大ロボット建造と未来予測能力を天秤にかけて
未来予測能力を選びました。そっちの方がスキルとして便利そうな気がするからです。
さて。今の子供たちは国の理系偏重の流れもあって、たしかに理系を目指す子が増えたように思います。理系志望で大学受験する子も昔に比べると増えましたしね。
でも、
それってどうしてなんだい?と聞きたくなるような子も増えてる気がするんですよね。
いや、別に将来の安定性を求めて、という答えも全然いいとは思うんですけれども。しかしてやはり個人的には「かっこいい自動車を作りたい」とか「宇宙ステーション作りたい」とか、あるいはもう少しはっちゃけて「巨大ロボットを作りたい」「風邪の特効薬を作りたい」でもいいと思いますしそういう『夢』ってのをもって目指してほしいところではあります。だってそっちの方が絶対に、明確な夢に向かって努力する分だけイメージがしやすいことから勉強の効率も成長率も桁違いに上がるので。
そういう意味では、今は、こうなりたいと憧れるような科学者とか居るんですかね?実在するノーベル賞受賞者の方々が増えているので彼らがその役割を担っているのかもしれませんが。なんとなくですが科学万能みたいに言われていた時代が終わってから、逆にみんなして科学に対しての期待値が下がりすぎているような……文系の人間の杞憂ですかね?
ともあれ、これはまあそういう文系の人間の視点なのですが
環境問題に対して開発を減らすエネルギー資源を節約する、というのも大事ではありますが、こういうことこそ「私が科学の力で何とかして見せよう」って人が、今の子供たちの中からも出てきてくれたらいいなあとは思いますね。カッシュ博士とミカムラ博士は置いておいて
※今回出てきた博士の出典が全部わかる人はどれくらいいるんでしょうね。知ってる必要など全くないのですが、興味がある子たちは調べてみるとその世代のお父さんが喜びます。
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