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小学6年生。中学の準備についてのお話②

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小学6年生。中学の準備についてのお話②

小学6年生。中学の準備についてのお話②

2023/02/08

はい。中田です。

2月の2週目、公立高校入試まであと2週間ですね。ここからは本当に体調管理とメンタルの管理が重要になってきます。とくに風邪やインフルエンザが増えてくる時期になりますから、本番になるべく影響しないようにしっかり気をつけていきたいところです。いくら追い込みの時期だからと言っても夜更かし・徹夜は厳禁ですからね?

さて。開幕導入からそんな話をしているわりには、今回も「中学生になる前に小6生がやっておきたいことの話」第2回です。今回は英語についての話をしていきましょう。

 

【中1一学期の英語】

前回、中学生になる前に小6のうちにやっておきたい勉強について各科目ごとに内容を挙げて見ていったわけですが、どうだったでしょうか。当然ではありますが、保護者の方からするとやはり新しく出てくる科目である数学と英語についてはどうしたらいいのかけっこう不安だったりすると思うので、問題解決の一助になれば幸いです。ですが、

ですが。こうも思ったりしませんでしたか?

英語。単語だけなんてそれで大丈夫?と。

 

……そうなんですよね。これはけっこう難しい問題でして。正直なところ、大丈夫と問われて「大丈夫でっす!」と言えるほど英語はラクな科目ではありません。中学3年間の学習総量は数学に次いで多いですしカロリーもかなり高い科目です。出来ることならなるべく早く文法や読解に着手していきたいところですが……

 

本音で言いますね?

「1年生の1学期は学校に慣れることが大事だ」という考えなら、文法や読解にまで着手するのはほとんど無理だと思います。

 

その理由は2つありまして、1つ目の理由は、単語が覚えられていないのに文法や読解を独学で理解するのは無理があるからです。まだ日本語を単語で話すことすらおぼつかない赤ちゃんにちゃんと助詞を用いて文章で話しなさいと言っても無理です。それと同じことで、同時進行で進めるにしても独学でそれをするのは無謀が過ぎると言えるでしょう。

そして2つ目の理由ですが、学校でも文法はもうちょっと先までやらないからです。なるべく早いうちに文法や読解に着手したいのはやまやまですが、それよりも先に単語とヒアリング・リスニングをやらなければならない関係上、学校でそこらへんを教わるのはもう少し先のことなんですね。だから、最初に中学の授業を数回受けただけで、子どもたちは大抵、「最低限、単語だけでどうにかなるのだから無理なんてしたくない」と考えます。学校生活に慣れるのを優先している以上、これらの思考から逃れることは難しいでしょう。

 

……ところが。実はこれにもけっこう落とし穴がありまして。これは数学も同じなのですが、中学1年生の1学期に限れば英語と数学は5科目の中でも簡単な方でして、授業を受けていれば単語を勉強しているだけで1学期の中間試験くらいは何とかなったりします。そのくせ授業でいよいよ英語文法が始まると、今度はちょっと油断するとすぐについていけなくなるくらいのすごい速度で授業が進んでいくという非常にアンバランスな問題があるのですね。そのため、

「僕、まだ学校に慣れてないから」と悠長に考えているとあっさり英語や数学が苦手になります。……子どもたちが英語・数学を嫌いになる原因の大半がそこにあるような気がしますね。

 

じゃあどうすればいいのか。というと。

色々考え方や答えはあると思うので難しいのですが、個人的には「学校生活に慣れる」という悠長なことを考えず、しょっぱなからむしろ積極的に無理をしていくことこそオススメです。段階的にやらなきゃいけないことや負担を増やしてキツくしていくというのは、言い換えれば中学の3年間を少しずつ少しずつキツくしていくということです。それって単純に気持ち的にツラいですし進捗が遅れるとさらに辛くなりますし、何をしてもラクにならないのが嫌です。

そもそもそれはスタートダッシュをしようという考え方と真逆なので。

でもだとすると具体的にどうしたらいいのでしょうか。

 

多分ですが、これこそ「学習塾の力を借りる」が正解だと思います。そうでもないと中学校の勉強を先取りで、しかも先々を見据えて勉強をする・させるのは至難の業だと思うのですよ。

特に英語と数学においては、です。正直、中学三年生の夏以降に塾に通うことの次くらいにはこの小6の3月から塾に通うことは大きな意味があると思います。

 

 

……とはいえこう言ってしまうと逆に、いつも通り「慧文塾へようこそ」で締めるのはなんかイヤらしい感じがして好きじゃないですね。なので、今回の件についてより深く聞きたい事・不安や心配・ご相談等ございましたら気兼ねなくメール等でご連絡ください。一助になれたらと考えています。という話で締めましょう。

 

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