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将来なりたい職業についてのお話

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将来なりたい職業についてのお話

将来なりたい職業についてのお話

2023/02/01

はい。中田です。

1ヶ月が早いもので、もう2月になってしまいましたね。先週は北からの寒波の到来で日本中が猛烈な寒さに見舞われましたが、ようやくその寒さも多少和らいで普通の冬の気温に落ち着いたようです。このまま少しづつ春に近づいていくといいですね。もちろん受験生にはその前に最大の試練が待ち受けているわけですが。

 

さて。今日は子どもたちのなりたい職業についてのお話です。

将来何になりたいか、というアンケートがありまして。大体毎年4月ごろに出てくるのですが2021年度版小学生のなりたい職業ランキングは

1位……男子・サッカー選手    女子・医師

2位……男子・野球選手      女子・看護師

3位……男子・医師        女子・保育士

4位……男子・ユーチューバー   女子・イラストレーター

5位……男子・ゲーム制作関連   女子・教師

6位……男子・会社員       女子・薬剤師

だそうです。

 

こういったアンケートは、塾の先生にとって案外大事でして。その時代の流行や子どもたちの意識を理解するのに非常に有効だったりします。というのも、まだあまり勉強の好きではない子どもたちが勉強のモチベーションを維持するためには短期的な目標と長期的な目標の両方を意識することが大事でして。

短期的な目標というのはおよそ「○○さんに勝ちたい」「次のテストでよい点数が取りたい」「△△をわかるようになりたい」というわりと一見してわかるタイプの目標になるのですが、長期的な目標の形成というのはなかなか難しくて、そもそも将来をイメージする力を持たない子どもたちにとって複雑な長期的目標の設定はまず不可能と考えていいくらいと言えます。

しかしその中で、唯一子どもたちにも理解できる1番分かりやすい長期的な目標というのが、つまりは「将来なりたい職業になるには」なのですね。そのため、塾の先生の視点としては、その仕事に就くために今何をしておくべきかを語り、それには義務教育での一般教養の習得が欠かせないことの関連性を提示して子どもたちの意識づくりをすることが多いです。

なので、私が前に勤めていた大手進学塾の教えに倣い、慧文塾でも

まずは挨拶がちゃんとできること

を最重要視しています。最低限の一般教養・常識が礼儀と挨拶なのはどんな職業に就こうとも必要になることですからこれが1番初めに来るのは当たり前ですね。

それからもちろん塾なので「勉強が大事だ」という話に話題は移っていくのですが、ちょっとその前にランキングを見直してください。ちらほらと勉強とはそれほど関係のない職業の名が挙がっていますよね?

これらの職業を目指している子にとって、勉強って果たして必要なんでしょうか?

 

……その答えは正直なところ私個人としては「わからない」と言わざるをえません。なぜならその目標を目指す者にとって何が正解かは結果を出した後に自分で判断することだと思うからです。もしかしたら勉強などせずわき目も振らずに自分のやりたいことにのみ打ち込んだから目標を達成できた。むしろそうすることでなければ目標を達成できなかったということもあるかもしれませんし、逆にしっかりと勉強をしたことで得た知識や経験が何かに生かされて別の分野に良い影響を与えたということもあるかもしれません。それらは全て、終わってみないと分からないことなのです。

ただ、勉強をしていると夢や目標が変わった時に替えが利く・苦労が少ないというのはっきりメリットではありますね。例えば、同じスポーツ選手を目指している2人の子がいるとして。その子らが2人とも途中で将来なりたい職業が医師に変わったとしたら、スポーツだけでなく勉強も頑張っていた子はスポーツだけしていた子よりは少しだけ変更後が楽です。

そのため塾ではおよそ生徒たちにこう伝えます。

「将来なりたい職業が変わる時が来るかもしれない。あるいはもしかしたら今はなりたい職業と学校の勉強の関連性が見えてないだけで、実は君たちがなりたい職業をやっていくには学校の勉強も必要だったりするのかもしれない。それらがまだ分からない以上、勉強にリソースを割いておくことは一種の保険なわけで、やらないよりはやっておいて、かつできるようにしておいた方がいい」

 

前の職場で私の上司が、そう熱く語っていたのを思い出します。もっとも、時間的リソースは有限ですから、これもこれで「両方頑張っていた」分の時間をスポーツのみに絞っていたならスポーツ選手としての道を変えなかったかもしれないわけで。何が正解なのかはやはり終わってみないと分からないものですが。どちらにせよ、

・挨拶は絶対必要

・後悔をしたくないならそれが何であれ全力で努力をするべき

・無駄なこと(勉強)をしない、というのは保険を掛けないということと同義

・無駄なことかどうかは終わってみないと分からない

ということになりますから、塾の先生としては勉強をオススメしたくはあります。

 

それにしても、ランキングでユーチューバーがトップ5入りしたのは初めてだそうで。

また男子のサッカー選手・野球選手・医師はここ9年トップ3を堅持しているそうで。

個人的には、「世の中には面白い職業なんて無数にあるのだから、もっと世の中のことに目を向けさせてあげたいな」と思ったりするので。たまに授業の合間に、友人の旅館経営者の話やパティシエの話や映画評論家の話をしていたりする私だったりします。

 

 

 

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