夏期講習が始まりますね。
2022/10/04
はい。中田です。
いきなりですが、猛烈に暑い日々が続いていますね。プールとか海などに行きたくなる季節ですが、最後にそういうレジャーに出かけたのは何年前でしょうか……。こういう仕事をしているとなかなかそういう機会を作れないのがツラいところです。
とはいえ、子ども達にしてみればあと少しで夏休みに入るわけでして。旅行やその他の予定を組んで今から心躍らせている子もたくさんいるのではないでしょうか。
さて。今日は勉強の話ではないです。去年も話した内容ですが、せっかくの長期休暇をどう使うかについて、私が考えるオススメの活用法について話をしてみようと思います。でも、これはあくまで私が考えている程度の話なので、話半分に聞くぐらいがいいかもしれません。ではいってみます。
【個人的な夏休みのオススメ活用法】
1位……旅行
さっきも言いましたが、仕事をしているとなかなか時間が作れないんですよ。ましてや塾の先生をしているとほぼ絶望的にそんな暇はないです。大手で仕事していた時とか、有給とか取ろうものなら生徒の学習に影響が出るのがミエミエなので有給取るの怖くて仕事人間になる生活でしたし。
……だからこそ、小中学生の頃には使える時間で見聞を深めておくべきだと思います。大人になってから「あ。オレそれ見たことある」「私、そこに行ったことある」という経験があるとないとでは物事に対するイメージ力が違ってきますし、そもそも、会話に深みや厚さを持たせられる大人はそれだけで魅力的です。普段できない経験をするという意味では旅行は最適なのではないでしょうか。
2位……映画を見る
大人になるとなかなか2時間の映画を見る時間って持てないんですよねー。……と言いつつ、私は映画好きなんでそういう時間はがんばって捻出するタイプなんですが、これも出来るなら小中学生のうちから経験しておきたいことだとは個人的には思っています。
映画を見るという行為はある意味では文化的な「余裕」があるからする娯楽のひとつなので、本人に映画を見る文化がない場合は「よし、暇ができたぞ。時間を娯楽に使おう」という時にそもそも選択肢に映画を見るという選択が入りません。それは……なんかもったいなくない?と私は思うのです。
思えば、昔は夜になると毎日どこかしらのテレビ局が色々な映画を放送していたものですが、いつのまにかどこのテレビ局も映画を流すのを減らしてしまいました。とはいえ、いい映画や面白い映画は時を経ても良いものですから、今でも見といて損はないかと。
ちなみに、子どもたちが暇になるとゲームしたりスマホ触ってたりするのは、娯楽優先順位でそれらが最上位にあるからなのはもちろんなんですが、そもそも楽しいことをあまり知らない・触れていないため、娯楽選択肢が少ないから、というのもあるかもしれません。色々趣味を増やすことも大事だと思います。
3位……料理
……去年よりも順位が上がりました。私の趣味です。
夏休みは基本的には家にいることが多くなりますからね。普段であれば自炊はなかなかハードル高いことだったりしますが、事前に準備したり親御さんと相談したり手伝ってもらったりできる分、ウデを上げるにはいい機会です。現代では野菜の皮を剝くのにも100均でピーラーを買ってくればよかったり、調理するにも電子レンジや炊飯器を上手に活用できればかなりお手軽に料理ができてしまう時代ではありますが、それとは別に技術を磨くという点で包丁の使い方や調理器具の使い方を履修しておくと後々役に立つことがあるかもしれません。
私としては炊飯器で豆腐ハンバーグを作るのにハマっています。とてもオススメ。
料理をするだけならネットでレシピ検索すればだいたいOKですが、実際に手を動かして作ってみると案外うまくいかなかったりするもので。まずは料理を作ってみる経験が大事だと思うんですよね。夏休みはそうしたことに挑むいい機会だと思います。
4位……読書
去年とは料理と順位が入れ替わりですが、腰を据えてするという意味でやっぱり読書は王道ですよね。せっかくの夏休みですから何冊読んだとかよりは普段読まないレベルの長編に挑むのもいいでしょう。個人的には、漫画でもいいんでちょっと本気になって活字と触れ合ってみてほしいところ。すでに100巻超えてるあの漫画とか、最近ようやく完結したあの漫画とか、自分が子どもの頃に読んで滅茶苦茶感動したあの漫画とか、世代を超えて読んでほしい漫画ってけっこうありますからね。これもまたそれを知らないのはなんかもったいなくない?と思ってしまうのです。
私としては横山光輝の『三国志』を全巻読むのはやっぱり良い経験でしたよ。面白かったです。
5位……勉強
受験生でないなら、この順位でしょ。勉強は。(受験生なら1位に置いてほしいな)
まとまった学習時間をとって、復習に力を入れるならこの機を置いて他にはありませんしね。前年度の学習や1学期に行った勉強の中でわからないことや不足している部分があるのなら、この機になんとかしておくべきでしょう。
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