GWの使い方。というお話。
2024/04/24
はい。中田です。
4月も最後の週になりました。みなさんも新学年・新クラスにはもう慣れましたでしょうか。
私のイメージだと、大体このくらいの時期までに何かしらの遠足みたいなイベントがあって、新しいクラスでのグループがおよそ確立するのがだいたい今ぐらい。という印象なのですが、近隣の学校の中には6月に修学旅行をする学校もあるとか。イベント目白押しですね。そうした忙しい日々の中でも、勉強を欠かさず毎日継続できるようスケジュールを組む、と言うのもなかなか大変ではありますが、今後のためにも今のうちから意識はしておきたいところです。
さて、そういうわけで。新生活に慣れた矢先ではありますが、子ども達にしてみれば待ち遠しかったゴールデンウィークの到来ですね。それではそんなGW、どんな過ごし方をしてどういう勉強をすればいいのでしょうか。今回はそこのところを話していきたいと思います。
【GWの学習ってなにをすればいいの?】
……何もしなくていいんじゃない?というのは去年も言いましたね。
何度見ても、塾の先生としてはあまりにも無責任な発言なのですが。でも、もう一度言います。本気です。
以前に勤めていた大手進学塾だと、『GW特別講座』という講座を開いてわざわざGWに生徒を呼んで、「受験対策指導」だとか「今学期の難しい単元対策」とかの名目でがしがしと授業をしていたんですけど、正直なところわざわざGWだからってそんな特別な勉強ってしなくていいと思うんですよ。
むしろGWなんですから特別な「体験」をしましょう。
もちろん、毎日やるべき「漢字・計算・英単語を覚える」などの基本的な学習は継続してやっておいたほうがいいのは間違いないです。これは一般的に塾がよく言うように「毎日の勉強の習慣を作るため」とか「GWが終わると勉強が本格的に始まるから」という目的ももちろんあるのですが、どちらかというと五月病を回避させるのが本当の目的ですね。普段からある程度の負荷を自分にかけておくことで環境変化によるストレスに強くなろうというわけです。だから、できるなら毎日の学習は継続しておくのがいいです。
でも、それ以外は普段できないような体験をして、「経験」を積んでほしいですね。
【GWってなにをすればいいの?】
ちゃんと、遊んでほしいですね。
折角のまとまった休みです。お父さんやお母さんも一緒に休みが取れているかもしれません。だったらこういう休みの時こそ、普段したことのないことや普段一人では出来ないことをして遊びましょう。旅行でもいいですし、ピクニックでもいいですし、お出かけでもいいですし、別に外出だけでなく家で料理をするとか、遊び方は色々です。
簡単に言えば、「見聞を広めたり色々な経験をしてほしい」ってことですね。しかし、何かに興味を持ってやってみろと言われてもいきなりは難しいと思いますし、そもそも未知のものに理由もなく惹かれるほどみんながみんな好奇心旺盛とは限りません。
そこでお父さんやお母さんの経験が生きるわけですね。
「これが楽しいよ」「これをしたい」「だから一緒にやろうか」
そうして、普段やったことのないことや知らなかったことを、見たり知ったりする。そうすることで今までに興味がなかったことに興味が持てたり、新しく何かを考えるきっかけになったりします。勉強しているだけで興味が増したり考える幅が広がる子は実は結構少数派で、居なくはないのですがやはり将来のこととか自分のこととか、社会のこととかを考えるには子どもたちは未熟です。「経験」というものはそこに広がりを持たせることが出来る唯一のカギですから、こういう時期こそ有効活用していきましょう。
そういうGW、いいと思います。
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