1学期の定期テストを終えたらすべきこと①
2023/07/01
はい。中田です。
西大宮周辺の中学校は、おおむね定期テストが終わりつつありますね。このところ梅雨らしいあいにくな天気の日が多いですが、これで梅雨が明けると夏も本番。それに向けて慧文塾でも夏期講習の募集を受け付け中です。この定期試験の結果を受けて、一段上の勉強をしたい子や一学期の復習をきっちりとやりたい子、これを機に自分の学習方法の見直しをしてみたい子は是非参加してみてください。無料体験も受け付け中ですよ。
さて。今回からは3回にわたって今の時期に何を勉強しておくと良いかについてお話しようと思います。定期テスト明けのこの7月、夏休み前でもありますし意外と何をやったらいいのか困っている子も多い時期ですから、これを機にある程度指針を定めておきましょう。もちろん定期テストの直しは必ずやっておいた方が良いので除きますし、あくまでもやっておいた方がいいという視点での話ですから「そんなことは当然やっている」「もう終わった」という子も居るかもしれませんが、とりあえずは今の時期の学習の目安になればと思います。
というわけで、今回は中学3年生から見ていきましょう。
【中3生の夏前】
理想を言えば、この時期には中2までの復習が全て完了しているのが好ましいですね。しかし現実的にはそううまくいくことは少なくて、実際だと今まさに中2までの復習をしているか、あるいはこれからいよいよ受験勉強に本腰を入れるという子が多いんじゃないでしょうか。
つまり、この7月になったばかりの時期というのは、中2のころから受験を意識して少しづつ勉強を進めてきた子や4月から早くも本気になって復習に励んでいた子と、それ以外の子とで結構な学力差が生まれている時期でもあります。ですから、
・この時点での学力差をいかにして埋めるか
・どれだけ突き放してリードを取るか
がこの夏の課題になります。
そのためにも、この7月は上記課題をクリアするための準備に力を注ぐのがいいでしょう。
もちろんここでいきなり復習に取り組んでも悪くないのですが、今までの記事の中でも何度も言ってきたように、復習をする場合はまず自分の足りないところが何なのかを把握することが有効ですから、ここでその分析を済ませておければ夏以降の勉強で効率が上がり、これからの学習が俄然ラクになります。
というわけで、7月は過去問や総合演習問題を中心に解いてみるのがいいでしょう。
そして当然、問題を解いたら解きっぱなしというわけにはいきません。ちゃんと丸つけをして解説を読むこと。そこまで必ずセットで終わらせておくことが大事です。それをすれば自分のおよその苦手な部分や不足している部分が見えてきますからね。それらを1つずつ理解していければOKです。教科書を上手に活用して自分の苦手な部分に関する内容を理解して、類例を問題集中心で解いて慣れていければ十分な復習になるでしょう。
また、1つずつと言っても優先順位を意識することも大事です。そこで今回は私の私見ですが最優先で押さえておきたい(中2までの)各科目の単元を挙げておきます。もしこれらの中に苦手な単元があった人は、出来れば夏期講習に入る前に復習しておくといいと思います。
英語……SVOまでの第1~第3文系についての文法理解。それと単語。
数学……連立方程式。文章題を読んで式を組めるように出来るのが理想。
国語……文法。少なくとも品詞分類の動詞の活用までは身に着けたい。あと漢字。
理科……中1の化学分野と、中2化学分野の元素記号まで。
社会……世界の気候。世界の国名。日本の位置。3つあるけどこれらは覚えるだけ。
夏でしっかりと復習をするためにも、この辺りはなるべく早く覚えておけるといいですね。
具体的にどういう勉強したらいいのかわからんとか、実際にどういう風にやったらいいのかわからんとか、疑問や質問等ありましたらメールや電話で尋ねていただければお答えします。気兼ねなく質問していただけると嬉しいです。お待ちしております。
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