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冬期講習前だからこそ

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冬期講習前だからこそ

冬期講習前だからこそ

2022/12/14

はい。中田です。

すっかり朝夜に吐く息が白くなりました。伝わってくる話によると、慧文塾の周辺の西大宮や指扇周辺の学校では相変わらず体調を崩している生徒も多いよう。これから冬本番だからこそ皆様健康には気を付けてくださいね。

さて、今日はシンプルに今まさに頑張っている小中学生に向けて

①なぜ勉強が出来ない(しない)のか。

②なぜ頑張っているのに結果につながらないのか。

のお話です。冬期講習も近づいてきましたしね。

 

【本気になるのは案外難しい】
①についての答えを簡単に一言で言ってしまうなら、『負けると分かっている試合はする気にならない』からだと私は思っています。頑張っても結果が出せない、自分はそういう人間だ、頑張っても劣等感に苛まれるだけだと思ってしまったら……頑張れないですよね。

そして、そういう事実を突きつけられて痛い思いをするくらいなら、最初から全力を出さずにほどほどの力で適度に手を抜いて、「やあ失敗失敗。今回は力が出せなかったなあ」「今回は運が悪かったや」「ラグがひどいな」と言って頑張らなかった言い訳をしたりするわけです。

……本気を出すのって案外勇気がいるんですよね。だから、本気を出してほしい相手に対して「全力を尽くせ!」と言うのは簡単ですが、それ以上に大事なのは前に進む小さな勇気を心に芽生えさせること。ある意味では『やれば勝てる。俺TUeeeeee!』と思えるように成長を促すことなんじゃないかと思います。どんなことであれ、優越感に浸れる。のであればやる気も出ますから。つまり、これが二つ目の問いかけにつながっています。

 

②の問いかけについては、次のように思っています。

国語力の不足により日本語が読めていない、聞き取れていないんじゃないかと。だから先生の説明や授業の話を聞いても要領を得ず、得られるはずだった知識が零れ落ちてしまっている。あるいはそれにより他者との差が生じて学年ごとにそれが拡大していっている。

また、参考書を読んでも要領を得ず、かけた時間に見合うだけの知識が得られないどころか、下手をすれば間違った考え方やポイントがずれた状態のままで内容を覚えてしまう。

テストにおいては問題文を読み間違えて、出題とは違う問題を解いてしまっている。

そうした問題が小中学生に起きているのではないでしょうか。考えてみれば昔から似たような問題はあったと記憶してはいますが、最近あまりにも顕著に国語力の低下を感じます。
例として、大手進学塾でのデータですが『彼女も私がそこに住んでいたことを忘れていた』と言う文章がテストで出題された際に、全生徒の半数弱が『私が忘れていた』と読んでしまって回答を間違えていたそうです。この場合、『忘れている』のが『私』なのか『彼女』なのかで全然話が違ってきますよね。一度お子様に聞いてみると面白いかもしれません。

文章を間違えて読み、間違った考え方や内容を一生懸命覚えて、真剣にテストに望み、そして惨敗をする。残るのは劣等感。とても残酷な話です。もしも勉強にかけた時間に見合う結果が手に入らないと感じたら、国語力……とりわけ読解力を疑ってみではどうでしょうね。

 

数学(算数)ができない。理科ができない。こんなに頑張っているのに!

国語をやる気が起きない。英語が苦手。社会ってどうやって覚えたらいいの?

案外、その原因は数学(算数)や理科そのものではなかったりするかもしれません。

本気になる以前に、どこかでつまずいて、本気を出すのに臆病になっている。そういうこともけっこうあるものです。そのためにもまずは何が問題なのかの分析が大事です。

慧文塾の冬期講習で、自分の「出来ない理由の分析」をしてみませんか。

 

 

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