夏期講習進行中③
2022/08/01
はい。中田です。
昨日から暑さも戻って日本中が茹だっているような状況の中、夏期講習の2週目がスタートです。慧文塾としては、ここからの一週間は昼と夜の生徒が多いのかな?という印象ですが、なるべくまだ涼しい朝のうちから出来ることに着手して、出来る限り早めに学校の宿題を終わらせておきたいところですね。これを過ぎればお盆休みになります。
ということで今日は中1の理科。「植物と動物」の範囲を生徒たちにはやってもらいました。
1学期の内容なので、どの学年にとっても復習になるわけです。が、いつものように忘れている子や理解していない子のためにまずは授業形式確認をすることででイメージしやすい下地を作って、それから各用語の見直しを……としたところで生徒から一言。
生徒「この古いタイプの顕微鏡、使ったことないなあ」
デスヨネー。
埼玉はわりと予算のある県でして、多くの学校に双眼実体顕微鏡が導入されています。
いま、変換しようとしたら総癌実態顕微鏡とか予測変換されましたが、双眼実体顕微鏡です。稀にテストで書かされます。それに対して、いわゆる「顕微鏡」の名でイメージされるヤツは単眼顕微鏡です。これは名前は書かされません。顕微鏡って言われます。
この単眼顕微鏡。埼玉……とりわけ西大宮近郊の生徒間での認知度が著しく低いんですよね。だって(少なくとも近隣の学校では)学校で使わないし、そもそも学校に置いてないのだから仕方ないことではあるのですが、入試を含め模試などのテストではまだまだ出てくる可能性のある顕微鏡でして。しかも出題の際にはまず間違いなく「各部の名称」か「使い方・手順」を問うてくるため、見たこともなければ使ったこともない生徒たちにとっては完全に未知の範囲になるわけですね。
というわけで、授業してました。塾って大事ですね。 塾の先生が何を言うか
ちなみにこれは逆もまた然りで、予算のない県に住む子たちは双眼実体顕微鏡を知りません。そのため、それらの県では双眼実体顕微鏡が出題された時にはおよそそこが鬼門になります。いまのところ見ている限りは単眼顕微鏡が出てくることの方が多いですが、双眼実体顕微鏡も年々出てくる割合が増えつつありますね。いつか教科書やテストから単眼顕微鏡が消える日が来るのでしょう。予算は学校のエアコンの普及率にも関係していますし、そういう日がなるべく早く来ればいいなとは思います。(この気温の中、エアコンの普及率が低い県などいったいどうやって授業をしているんでしょう……)
他に、埼玉の子が知らないこと?
工業地帯。とりわけコンビナートが理解できないイメージですよね。海がないから。
近々、工業地帯も復習します。
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